人口は約9,250万人、日系企業の進出先としても注目され経済成長率は6.6%(2016年)。
ASEANの中でも注目のベトナムの特徴をまとめました。
ベトナム社会主義共和国の特徴
・首都 ハノイ Hanoi
・面積 32万9241km2(日本の約90%)
・人口 約9,250万人(2014年)
・政体 社会主義共和制
・通貨 ドン(Dong=VND)
・民族 キン族(ベト族)約90%、そのほかに50以上の少数民族
・言語 ベトナム語
・宗教 約80%が仏教徒。そのほか、キリスト教(9%)、イスラム教
・時差 時差は日本の2時間遅れ。(日本の正午はベトナムでは午前10:00)
首都ジャカルタは日本と2時間遅れ
・フライト 東京から約6時間
・気候 赤道直下の熱帯性気候
・季節 南北に細長いS字型をした国土のため、地域によって大きく異なる
・主食 米
主な産業
ベトナムの主要産業は食品加工、衣料品、靴、機械製造、鉱業、石炭、鉄鋼。
GDP産業別構成比は以下
鉄鋼業 建設業 32.7 %
農林水産業 16.3%
サービス業 40.9%
その他 10.0%
物価(2015年7月)
- タクシー初乗り 12,500ドン≒63円〜
- バス(市内近距離) 4,000ドン≒20円
- バイクの駐輪代 5,000ドン≒25円〜
- 自転車の駐輪代 1,000ドン≒5円〜
- 足マッサージ 90分 20万ドン≒1,000円〜
- 日本食 15万ドン〜≒750円〜
- レストランで生ビール 3万ドン≒175円〜
- コンビニのおにぎり 8,000ドン≒45円〜
- 500mlペットボトルの水(ローカルメーカー) 6000ドン≒34円〜
- 500mlペットボトルの水(エビアン) 2万5,000ドン≒141円〜
- タバコ(マルボロ) 2万3,000ドン〜≒130円〜
- タバコ( ベトナム産) 1万2,000ドン≒67円〜
賃金
<平均月収>
・金融業 約800USドル~1200USドル
・一般職(非製造業) 300USドル~500USドル
<大卒初任給>
平均300~500USドル
<日系企業に働くベトナム人>
平均500USドル
国民性
・ 親日感情が高い。(ベトナムの学校では日本とベトナムの関係についてとても良い関係であるという教育がされている。)
・忍耐強く、手先がとても器用(ベトナムの有名なダラット刺繍を、一人で毎日7~8時間、忍耐強く手作業でとても美しい刺繍を完成させます。)
・宗教上の問題がない(仏教が主なため、断食や食材制限、お祈りの儀式など宗教的なしきたりがありません。)
・純朴でとても家族思い(貧困な家庭も少なくないが、そんな中で家族の絆は強く、昔の日本人のような純朴さを持っています。)
・日本人ととてもよく似た気質(真面目で勤勉な気質も日本人と似ており、日本の風習や習慣に早くとけ込むことができる)
外食産業
外食市場は、2010年に店舗数で54万店 ・コーヒー生産量世界2位で、コーヒー ショップが多い ・日本料理も人気がある。
日本企業からは約150店舗進出(2015年1月から外食産業の進出規制が撤廃され、今後も日本企業の進出が増えることが予想されている。)
まとめ
日本にも近年、留学生や技能実習生でやってくるベトナム人の数が大幅に増え、昔に比べ大分身近になってきたベトナム。
最近では製造業などが人件費の高騰してきた中国からのベトナムに移転する企業が増えてきています。 経済成長率もASEANの中でもトップクラスで、これからの成長がかなりきたいされています。
南部のホーチミンと北部の首都ハノイが2大都市だが、ホーチミンは流行の最先端都市というイメージで、ハノイは政治都市という色合いが強いです。
住んでる人の性格もホーチミンは楽観的で明るい。ハノイは真面目で硬いという地域性があるようです。