ASEANの統合を控え、特にASEAN市場の中でも重要な役割を担うとされているタイの特徴をまとめてみました。
タイの場所は、これからさらに成長が期待されているベトナムやミャンマーの中央にあり日系企業の両国への進出が加速する中、非常に重要な場所に位置しています。
タイ王国の特徴
・首都 バンコクBangkok
・面積 約51万4000km2(日本の約1.4倍)
・人口 約6855万人(2014年4月IMF推計)
・政体 立憲君主制
・通貨 バーツ(Baht)
・民族 タイ族75%、華人14%、そのほかマレー族など11%
・言語 タイ語
・宗教 仏教徒95%、ムスリム(イスラーム教徒)3.8%、キリスト教徒ほか1.2%
・時差 日本との時差は-2時間 (日本の正午がタイの10:00)
・フライト 東京からバンコクまで直行便で約5~6時間
・気候 熱帯に位置しており、年間を通じて気温は高い。
・季節 雨季、乾季、暑季
・主食 タイ米 魚醤、砂糖、唐辛子が基本の調味料。
主な産業
自動車や電化製品などを中心とする輸出産業と観光業。
物価(2015年7月)
・タクシー初乗り(1kmまで) 35Baht≒105円
・バス 12Baht~≒36円~
・MRT(地下鉄) 15Baht~≒45円~
・シティーライン 15Baht~≒45円~
・トゥクトゥク(三輪自動車) 20Baht~≒60円
・バイクタクシー交渉制 10Baht~≒30円~
・渡し船 2Baht≒6円
・ペットボトルの水 5.5Baht≒16.5円
・チャーハン 30Baht≒90円
・アサヒスーパードライ 47Baht≒141円
平均年収
・航空会社のパイロットの年収は144万。
・医師が124万円
・歯科医が93万円
―30万円以下-
・ホテルの受付係
・バス運転手
・理学療法士
・大工など
<大卒初任給>
1万5000バーツ(約4~5万円)
国民性
・人当たりが良く、優しい穏やかな性格の人が多い
・家族思いの人が多い
・親日家が多い
・礼儀正しく、謙虚で日本の職場に溶け込みやすい。
・大人しく真面目で、こつこつと努力を重ねていく性格。
・与えられた仕事も工夫しながら取り組む人が多い。
外食産業
・2010年に店舗数で12万9千店
・近年、日本食ブーム到来
・「すし」、「天ぷら」はもちろん、「ラーメン」がブーム。
・ラーメン店は150店舗以上進出(日本企業)
日本企業の進出が激しいのは、ラーメン店や居酒屋系などの外食産業。
昔からあるところは別として、これからASEANに初めて進出する製造業の日系企業はベトナムやミャンマーのほうに進出するケースが多く感じられます。