技能実習生の失踪が増加
出典:産経WEST
ここ最近、外国人技能実習生の入国が増えてきた分、失踪するケースの割合も増えてきている。
昨年の平成26年にいたっては失踪者数が過去最高の4851人になったていうから驚き。
彼らは一体どこでなにをしているんだろう。
この失踪問題、最近ニュースでもよく取り上げられているが、実質的な解決方法はいまだにない。
さらに失踪者をだしてしまった、企業、監理団体への罰則(新規受け入れ停止措置)も過去5年間で一度も行われていないという。
本来であれば、過去1年間に受け入れた実習生の失踪が一定数に達した団体・企業は、新規受け入れが3年間停止されることになっている。
実際、企業の労働環境、組合の不適切な監理に嫌気をさし実習生が逃げてしまう場合が多い。
実習生が失踪する理由
・ブローカーの存在
よくあるのがこのブローカーの存在が原因で、失踪してしまうケース。
技能実習生は入国前に多額の学費、保証金を現地の送り出し機関と呼ばれる教育機関に支払っており(本来保証金は禁止されていますが、ほとんどの送り出し機関が保証金や担保をとっている)、実習機関合計3年の1年目はほとんど最初に現地で支払った初期費用を返す為に働く。
しかし、実際ほとんどの実習生が地域の最低賃金で雇われているための稼ぎは良くない。
そこで、ブローカーが登場して日本国内の他のもっと稼げる仕事を実習生に紹介する。
もちろん、それは不法就労になる。犯罪ですからね
・労働環境きつい
労働環境による失踪。
これは、残業代を払わなかったり、用意された寮がとんでもないとこだったり、、様々。
実際、農家に配属された実習生でこうゆう問題はよく起こる。
ほんとにとんでもない、東南アジアの民家より酷い場所に住まされてたケースもある。
決まりでは実習生の寮は3畳以上に1人となっている。。たこ部屋はだめってことです・・
あと建築で問題になるケースが、移動と片付けの時の時給は発生しないってこと、これは当たり前の事なんですが、知らない実習生が多く結構トラブルになるケースも。
実習生にとっては、拘束されてるか給料でるだろって思うようです。
この辺は送り出し機関が事前に教えておいて欲しい気もするが、くそみたいな送り出しも多いからまた困る。
・難民申請しちゃう
これはミャンマー人っすね。
最近良く聞く、ミャンマー人技能実習生の失踪。これ、まあ上記2つの可能性とかもあるんですが、
難民申請ってのもあってこれがまた厄介。
実際、ミャンマー人技能実習生の難民申請とかは増えてるらしく、この前も岐阜でミャンマー人の実習生がいなくなっちゃいましたね。
日本も技能実習生に難民申請させないようになんか、処置とれよって思うんですが。
それから、なんか難民のなり方みたいなの教えてる難民の先輩とかいるんですよね、これ高田馬場あたりによくいるっていうけど。
失踪したミャンマー人技能実習生は高田馬場に良く集まるらしいっすよ。
見つけたら通報しましょうね。
まとめ
結局、監理団体とか企業とか技能実習生って問題じゃなく。
入管とか国がしっかり、ここは監理して、だめな企業と監理団体はもう一切の受け入れ禁止とかして、
ブローカーも排除。難民申請もだめ(実習生は)。
あと、追加の要因としては円安になったというのも大きいと思います。
主に実習生は母国に送金するために日本に来ていますから、円が弱いと母国に送る額も下がる訳です・・・
不法滞在者を増やさない為に国もしっかりと制度をまとめて欲しいものですね!!