前々から介護分野での技能実習生については、
受け入れが議論されていましたが、
今回、厚生労働省は介護分野の人材を受け入れる方針を決めたそうです。
介護職員に関しては2025年には今より、30万に減ると言われていて本当に人材の確保が必要だったんですが、
ついに介護人材を外国から外国人実習生として受け入れる方向に決めたようです。
ちなみに介護のようなサービス業(日本語コミュニケーションが重要な職種)の分野が外国人技能実習制度の職種に加わるのは初となります。
日本語条件としては1年目(日本語能力試験 4級)2年目からは3級を目安としているそうです。
レベルとして4級は「基本的な日本語を理解することができる。」
3級は「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる。」
とWikipediaに書いてありました。
基本的な日本語とはどの程度か分かりませんが、
4級の試験はこんな感じみたいです↓
Q「これは ( )ですか。」「300えんです。」
いくら いくつ どれ どうして
答えは「いくら」です。
まぁ簡単ですね。
この介護の技能実習生受け入れは早くて今年度中か2016年度からは受け入れを始めるそうです。
日本にある監理団体(組合など)や現地の送り出し機関(教育機関)はこれから介護の受け入れや送り出しに動き出していくと思われますが、
日本語要件がある事から意外と積極的ではなく、正直まだどこも様子見という感じですね。
この原因はまず、日本に来れる条件の日本語能力試験 4級(N4)。
実は、日本語検定試験って年に2回しかないんです。
で、現地の送り出し機関で勉強してる候補者にすでに4級を持ってる子なんて、ほぼほぼいません。
つまり一般的な流れとしては、面接に合格してから試験を受けるんですね。
この試験に合格しないと、面接は通ったけどいつまでたっても日本に行けないという状況が起こりえるかもしれないのです。
しかも試験は年2回しかですからね・・・
ここらへん実際どういう仕組みでやるのか分かりませんが、現地の送り出しの質がかなり問われます。
まぁ色々楽しみではありますね。
介護分野で本当に外国人が受け入れられるのかどうか・・・
分かりません。。